Pythonは人気プログラミング言語の1つです。
そんなPythonをやる上で必ず出てくるのがリストです。
リストを使いこなすことで、スキルアップ間違いなしです!
リストに関するまとめ記事を作成しました。他の記事もここからどうぞ!
今回はリストの要素の消去の仕方を紹介します!
画像に使用しているのは、グーグルコラボラトリーでのコードです。
グーグルコラボラトリーは環境構築が不要でPythonを使えます!
特に初心者さんにはおすすめです!
↓詳しくはこちらの記事で紹介しています。
リストの要素の消去する3つの方法
今回は次のリストを消去する3つの方法を紹介・解説します。
- clear : リストの要素を全消去
- del : 要素の位置・範囲を指定して消去
- remove : 指定した要素で検索し、最初の要素を消去
同じ要素を消去する役割ですが、ちゃんと使い方が違います。
それぞれの特徴を押さえて使いこなそう!
clear : リストの要素を全消去
clearを使うとリストの要素を一度に全て消去できます。
clearはその名の通り、リストを「スッキリ」してくれます
clearは次のように使います。
リストを全部消去するので、引数は取りません。
簡単に要素を消去できます!
要素を『全部』消去する
clearの注意点をあえていうなら、要素を全部消去するということです。
特定の要素を残したい、一部の要素を消去したいときは他の方法で消去しましょう!
del : 要素の位置・範囲を指定して消去
del文を使うと位置・範囲を指定して特定の要素を消去することができます。
delはおそらく英語の「delete」からきていて、「〜を消去する」という意味です
del文は次のように使います。
このように引数に消去したい要素のインデックスを渡すと、その要素だけを消去できます。
スライスを使うと一度に複数消去できます
引数にどこからどこまでをインデックスで指定すると、選択された範囲の要素が消去されます。
範囲の指定の仕方
ここで、気をつけることは「範囲の指定の仕方」です
先ほどの画像ですが、範囲を「1」から「3」までと指定しています。
しかし、消去した後のリストを見ると「apple」と「peach」が残っています。
これは元のリストのインデックスの「0」と「3」に当たります。
1から3までの範囲を選んだのに3が残っている!
これはdel文に限らず、for文の範囲選択などpythonでは共通です。
意外と間違いやすいところなので気をつきよう!
remove : 指定した要素で検索し、最初の要素を消去
removeを使うと要素を指定して消去することができます。
removeは英語で「取り除く」という意味です
removeは次のように使います。
del文と違って、removeは要素を指定して消去することができます。
ここで、注意する点が2つあります
- 複数要素がある場合、最初の要素だけ消去される
- 要素を指定するので、要素の型をしっかり覚えておく
複数要素がある場合、最初の要素だけ消去される
消したい要素がリストの中に複数含まれるときは、最初の要素だけが消去されます。
2個目の’apple’だけを消去したいときは、del文でインデックスを指定して消去しよう!
要素を指定するので、要素の型をしっかり覚えておく
今回のように文字列のリストのときは特に注意が必要です。
落ち着いて1つずつ確実に!
まとめ
今回はリストの要素の消去ということで、clear・del・removeを紹介しました。
やはり、要素を消去するだけでもやり方は様々です。
それぞれの使いかたを覚えて、適材適所で使いこなそう!
また、別の記事で!
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